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≪掲載記事≫ |
子どものスポーツ塾が原点、第2回【4月号】
スポーツ版のパッチ・アダムスになるためにまずわたしはスポーツの社会的価値を文号化しようと考えたのです。スポーツ先進国の欧米での捉え方やわたしの発想から『スポーツは医療であり、芸術であり、コミュニケーションデあり、教育である』と。すなわち、スポーツを通じて人間は元気、感動、仲間、成長を手に入れるもので、もしそうなっていなければ、それはスポーツではないという理念を打ち出したのです。なぜスポーツで人は元気や感動や仲間や成長を享受できるのかといえば、ほんとうのスポーツには美があるからなのだとわたしは考えています。動きの美や生き方の美やチームワークの美や健康な肉体の美などなどです。つまり、スポーツはみなさんがイメージする体育や勝利至上主義や脳みそ筋肉といったものではないはずなのです。そして、この理念を追求し理解してもらう活動をスポーツドクターとしてスタートしたのです。そこで、まず取り組んだのが書籍の執筆です。『スラムダンク勝利学』という書籍の中にスポーツと人生は同じでともに心が決めて行くのだということを述べたところ、20万冊も売れたくさんの方々にファンレターまで頂戴したのです。それを励みにわたしの考えていることを、実践してみようと、子どものためのスポーツ塾「チームエミネクロス」をわたしのよき理解者のコーチとともにやり始めました。スポーツを通して心のエネルギーを高め、子どもたちに生きる力やライフスキルを残そうというスポーツ塾です。勝つことを動機にがんばるのではなく、プレイすることを真の喜びや楽しみに活動できるため、対外試合は一切しないというルールと『一生懸命に楽しく』というキャッチフレーズを強く打ち出し、わたしの理念に賛同いただくお父様お母様とともに21世紀の子どもたちのために活動を開始したのです。はじめはたった3人からスタートしたこのスポーツ塾も今ではバスケットボールの子どもたちが70人、チアリーディングの女の子たちが30人ととても大きくなっています。チアリーディングには応援する心や笑顔を大切にし、それは結局自分のためにもなるんだということを子どもたちのライフスキルとして感じ取ってほしいとの願いが込められています。インターナショナルの子どもたちや登校拒否の子どもたちもみんながスポーツで元気、感動、仲間、成長という心のエネルギーを手に入れることのできるスポーツの場だと思っています。子どもたちの心を育てるために教えるのではなく、自ら学び取ることを大事にするため教育ではなく、学育とも呼んでいるのですが、車椅子バスケや聴覚障害のスポーツ選手、トップ選手などとの交流を盛んに行い、スポーツの社会的価値をみんなで謳歌しようというスポーツクラブです。これからはサッカーやゴルフでもやっていこうと考えているので、とてもワクワクしているところです。チームエミネに存在する心のコーチング方法も音楽の『辻メソッド』の中でお教えします。お楽しみに。 |
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